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2013年3月25日月曜日

集団行動の危うさ②

先日、私の勤める会社の商品を扱いたいということでアクセスしてきた会社の営業マンが訪ねて来られました。どうやら展示会に出展していたとき、名刺を受取ってアクセスしてきたようです。実際私が対応したわけでないのでどういう理由で来られたのかは来られて話を聞いているうちにわかりました。

会社にいるとさまざまな営業の電話もかかってきます。とにかく話だけでも聞いてくださいと。もちろんハナから来てもらってもなにもメリットないとわかればはっきり断るのですが、とりあえず情報を得る意味でもそれに応じて受ける場合もあります。

今回来られた方は弊社の商品を販売する広告を出してあげるかわりに月3~4万円の健康ドリンクを買うというものでした。何か変だなと思ってあとで会社を調べたらもともとネットワークビジネスのような会社でした。話を聞いているときおかしいと感じたのは、その営業マンが自分の会社の会長をだんだん称賛しだしたことです。普通の会社の営業マンは会社のトップをほめたりはしません。彼は自分の会社の会長をほめ、彼の考えや作ったシステムをほめはじめました。

ネットワークビジネスにかかわらず、危うい会社や組織は、とても属人的傾向が強いのです。もちろん素晴らしい企業の素晴らしい経営者はたくさんいますが、最終的にその経営者や会社がまともでいつづけることができるのは、独裁に陥らないということだと思います。そして組織のトップ自身も自分が作った企業理念や経営理念であったとしてもその縛りは本人自身にも及んでいるということだと思います。独裁でカルトチックな組織というのは、組織のトップがどんなにいいことを言ってもそのトップ自体の行動はその考え方が適応されないという矛盾を抱えています。そしてそのことに多くの者たちがおかしいと思いながらも何も言えないという権力構造ができあがっています。

属人的な組織はどんなに組織の理念や信条が素晴らしいものであったとしても、そういった考え方とは別途に違うパラダイムができあがっていて、もっとも権力を持つ独裁者に従うことが正しいというダブルスタンダードになっています。そういった組織は中に入るととんでもない組織だったりするのですが、対外的には超模範的なスローガンや理念を掲げているので外にいる人には見えないのです。

私は組織の状況を見るときにトップもそうですが、No.2や側近と言われる取り巻き連中を見るのです。彼らが異常なまでにペコペコしていたり、対外的にめちゃくちゃ組織のトップを賛美する言動があるとしたら、この組織はかなり属人的な組織で、上部組織と下部組織の温度差や隠蔽体質が根付いていると考えてしまいます。ネットワークビジネスははっきりとピラミッド組織を形成しますのでそういった問題を考えるにはとてもわかりやすい組織です。

属人思考から脱却するのは、経営者や上司の立場にあれば、自分に対して異常なまでにおべっか使ったり、従順な人に気をつけなければなりません。そういう人は地位のある人には従いますが、自分の部下や同僚には上から目線という人も結構います。松井証券の松井会長が管理職の人を評価するとき、彼の部下からの印象を参考にするのはとても面白い試みです。要するに上から見るのと下から見るのはまったくその人の評価が変わってくるということをよく認識して、決して自分に従順だからといって真に受けないというのが重要です。そして何より、自分自身が間違う可能性があるという認識をつねに持って、自分も企業理念や信条に従うということも大切です。

組織のトップも成員も‘人間は間違う’という認識を持ちながら、組織内に経営トップ、上司、部下、同僚と360°どの人に対しても組織の理念や信条、また一般的な常識や社会通念に大きく逸脱した人には従わないという意思を明確にしておくことが重要です。いい意味でそこは譲らないという‘貞操観念’をもっておくことはとても大切です。属人的になりやすい人は素直で感動しやすい人です。すぐ自分が感動するとその感動させた人についていこうとします。ある面、猜疑心や人を見たら疑えみたいな意識も重要です。ただ完全に属人思考に陥って完全にはまってしまうとなかなか第三者がなんとかしようとしても困難です。そういう属人思考から、騙されて大変な状況に至って人生を棒にふったなんて人も聞きます。

集団行動の中に入れば、いつでも同調圧力にさらされ、長いものに巻かれろ式でパワーのある統率者に心酔し、入れ込んだ結果、取り返しのつかない行動をしてしまったというケースは世間一般いくらでもあります。少なくともこのブログを読んでいただいている人はそういう状況には至らない人で、ものごとを客観視したり俯瞰したり、メタ認知の能力がある人であると思います。なぜなら属人思考が強い人はPSIのブログにはかなりの違和感を持つに違いないからです。

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