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2013年1月3日木曜日

健康で長生きする秘訣⑤

どう思われてもいいという考え方は、自分に関するとらえ方です。そして自分軸を立てるためにはとても大切なキーワードであり、考え方です。ただストレス要因は自分がどんなにそういうふうに行動したところで、人(他人)や環境といった他者によるものも大きいのです。その場合どうしたらいいのかということですが、もう一つの重要な考え方があります。それは

B.「あきらめる」

ということです。もちろんあきらめるというのはとてもネガティヴなイメージがありますが、ここでいうところの「あきらめる」は超ポジティヴ思考です。そしてスポーツなどでいうところのあきらめないで勝ちにこだわるというのは少々意味合いが違います。無理してスポーツにもこの概念を当てはめるとするならば、結果を気にしすぎて緊張しいいプレイができない状態に陥ったときに一旦勝ちをあきらめて自然体に戻るということです。その上で最善のプレイを試みる、その結果勝てるということが起こってくると考えればわかりやすいと思います。

実はこのBの考え方ほど難しいものはありません。あきらめる、ある面責任放棄のような言葉です。しかし、世の中あきらめられないことですべて問題が起こってきています。ストーカー行為もそうです。怨みの情もそうです。あきらめられないから色んな事件が起こってきています。なぜこの「あきらめる」ということが大切かというと、人生すべてが自分の思うようにいくということはまず無いからです。もともと生まれたのも自分の意思ではありません。その人を親にしたのもそうです。生まれて物心ついたら親が決まっていたのです。そして自分以外は自分ではありません。自分以外はすべて自分とは別の人格をもった人間なのです。なので自分の思うように動かなくて当然なのです。いい意味であきらめて相手と向き合うということが重要です。すべてはあきらめて冷静になってから出発すると言っても過言ではありません。許容とか受容なんて言葉がありますが、一旦あきらめてからできる行動です。あきらめきれていない状態ではどこかに要求の念が残っていて、言葉の節々に下心が出てきます。それを察知する相手はやはり自分を受け入れてくれないでしょう。

「あきらめる」ことはとても困難です。それも近い存在ほど、身内ほど難しいのです。学校の先生や塾の先生は冷静に生徒に教えることができます。なぜなら最初から他人だからです。すなわちあきらめた状態、期待もしていない状態、自分の子どもでないからそこまでその子の成績の良し悪しにコミットしないのです。でも親は違います。自分の子どもであるし、○○家の将来まで託さないといけない対象であるのであきらめられないのです。あきらめるどころか、過剰な期待を膨らまし子どもにプレッシャーを与えるまでしてしまいます。よく言えば愛情があるからなのですが、スキル(ここで言うスキルとは教えることができる学力ではなく子どもへの対応方法のスキルです)が無いとアプローチに失敗して子どものレベルをむしろ下げてしまうという弊害も出てきます。

子どもの教育に関してはいい意味であきらめて冷静になって子どものポテンシャルを引き出す環境づくりをしてあげるということが重要です。基本的に親は子どもに対して躾はできても教育はできません。教育は第三者に任せるのがもっとも最善な方法です。せいぜい相談にのったり、学習環境を整えるぐらいです。

夫婦関係もそうです。あきらめられない関係です。最後まであきらめられなかった忍耐強い方が熟年離婚に至ったりします。PSIでは決して離婚を悪いこととは考えません。心底嫌いなのに互いに我慢して夫婦のように暮らすのも不健全でストレスがたまるだけです。ただことわざに“観察力の欠如で結婚し、忍耐力の欠如で離婚し、記憶力の欠如で再婚する”というのがあります。恋愛中や結婚四年目くらいまでは脳内麻薬といわれるしあわせホルモンが分泌されるのでとても夫婦はいい関係で楽しくいけます。しかしその後はとても現実志向に陥り、夫婦関係に倦怠期を迎える状況が起こってきます。その際夫婦関係を維持するのにとても有効な存在が二人の間の子どもです。夫婦が冷める頃子どもがかわいく成長してくるのです。子はかすがいなんて言葉もありますね。

とにかくここではっきり申し上げたいのは、結婚を控えている方には酷なようですが、恋愛中や新婚当初はファンタジーの中で生活するので楽しいのですが、結婚とは現実生活と同義語であるという認識が必要です。浮気もそのファンタジーの時期を過ぎ、現実生活に辟易としてきたときに起こってくるケースが多いと思われます。独身の人たちからこういう話をすると、よく夢を壊さないでくださいと言われますが、知らずに結婚してあとで悩むより知っておいて対処する方がずっと簡単です。

子どもはやがて育って独立していきますが、夫婦はずっと人生のパートナーです。もっとも身近にいる、もっともあきらめられない存在なのです。夫婦こそあきらめましょう。それがずっと永く添い遂げることのできる方法です。夫が引退して家に入れば妻はやたら外出するようになる。すれ違いの関係こそが良好な関係を維持できるスキルです。どんなに何十年寄り添おうがやはり自分とは違う人格をもった人間です。そして男と女という観点からも考え方も違います。今は第二、第三の人生といわれるように、子どもが育って夫婦だけの生活がきます。互いに束縛しないで楽しく生きていくためにはやはりまず互いのことを「あきらめる」ということから出発すると気がラクになります。

ちなみに老いらくの恋はこれはこれでまたファンタジーの世界に入りますから、ストレスはなく、体も元気になるようです。とにかく恋は脳内麻薬(しあわせホルモン、βエンドルフィン)の作用で心もからだも生き生きとするようです。恋はまた(亦、注〕股ではありません)のこころ(心)と書きますが、あの気持ちを再びということで、思春期のもっとも輝いていた時代の気持ちをよみがえらせるようです。どうでしょう、皆さんときめいていますか。

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