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2013年1月7日月曜日

ストレス回避の極意②

PSIでは自分軸という概念に自然体という観点をとても重要視しています。自分軸という概念の定義も必要ですが、とりあえずその話は次の機会にしたいと思います。
まず自分軸を立てるには、自分自身が自然体でなければならないという話です。なぜそうなのかというと自然体でないという状態は自分以外の第三者や環境による影響を受けて本来の自分自身の姿が著しく損なわれているという状態であると考えられます。

長きにわたって自分の意見や考え、また感情を押し殺させられるような環境にどっぷりとつかった状態では本来の自分の姿を見失っている状態であり、自分軸を立てるどころか自分の人生自体の主体性が著しく損なわれ、自分という存在さえわからなくなってしまう状況に至ることさえあります。特にうつ状態になりやすい人はいつも人の意見や周りの目が気になり、自分がどうしたらいいか自分で判断することさえできない状態、すなわち限界を超えたしまった状態にあると考えられます。またパワハラやモラハラが常態化している企業や組織、カルト教団等では自分自身の意見や考えを否定しなければ生きていけないので自分軸という考え方は許容されず、本当の自分を見失っている人が多いのです。したがってそういう人びとは自分軸を立てる以前にまずそういった環境下で培われた、あるいはすり込まれたフレーム(ものごとの考え方やとらえ方)を崩していく作業が必要となります。まず白紙の状態に戻すということが必要です。そのためには

「いままであたりまえと思っていたことを疑問視する。」

ということが必要で、まずそのレベルまで到達しなければ、自然体になって自分軸を立てるところまでは行きません。要するにリハビリをしないといけない自分であるという認識がまず必要だということです。

実は上記のような硬直したヒエラルキー組織やカルトチックな組織でなくとも、人間は一つのことをずっとやりつづけると専門家になりプロになりますが、無能化したり自分を見失ったりします。それでよく大きな仕事をなして順風満帆で生きているような人がいきなり旅人になって自分探しのたびに出たりするのです。人間は行くところまで行くとこれでいいのだろうかという思いになることがあるのです。発展途上の国々にはうつはあまりいません。先進国になるほどうつや精神疾患が増えてくるのはなぜでしょうか。食べることに必死な状況にある人びとが人生について悩むゆとりがあるでしょうか。経済的にも豊かで食べることに悩まない状況になると人間はより本質的な問題を考えるようになります。このことはマズローの欲求五段階説を参考にしていただければご理解いただけると思います。

また人は無能レベルまで昇進する(ピーターの法則)という話がありますが、そうならないためにはつねに発展シロがある状況に自分を保っていくという方法があります。長年にわたって経営トップにいるような人で誰からも何も指摘されないような立場ではすでに無能レベルになってしまっている人も多いと考えられます。こういった人びとは自分軸というより環境により作られた自己中心軸が立っているとでも言ったほうがいいのかもしれません。それはその組織の論理に基づく極めて不自然な思考による軸であるのです。もちろんそのことは自分では分かりません。そういう危険性に気づいている人は最近は社外から専門家を招いてエグゼクティヴコーチングを受ける人もいます。

とにかく年齢をかさねるごとに経験則による思考と自分を押し殺してうまく立ち回る人間関係のスキルができあがっているのです。自然体になるには、まず素の自分をもう一度出してみることも必要です。ただ日常生活の中ではどうしてもできない状況もあるでしょう。会社や所属している組織内では、急に素を出すと「えっ、○○さんってそんなキャラだった?」とビックリされるかもしれません。自然体になるにはまず素の自分を出せる環境に行きましょう。人がいて恥ずかしいなら自分の部屋やひとりになれる環境に行く、すなわち素を出せない環境、現実から逃避してみるのがとても効果的です。
 

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