新年あけましておめでとうございます。
昨年はどのような一年だったでしょうか。人それぞれさまざまな思いを持って新年を迎えられたことと思います。昨年はいいことがなかったから今年こそはと思っている人、昨年に引き続きさらに飛躍の年にしようと意気軒昂と新年を迎えた人。あるいは今年こそは就活を成功させて、とか婚活に終止符を打ってゴールインしたいななどさまざまな悩みをかかえている人もいることと思います。
ただ人生において重要なことは、気づいたときが人生においてもっとも大切なターニングポイント(転換期とでも言ったらいいのでしょうか)になると思います。では何に気づくのかということなのですが、まず自分自身がこの世に生を受けて人生というかけがえのない時間を過ごしているのだという自覚です。案外このことに気づかず、がむしゃらに、あるいはいたずらにただ人生を過ごしているという人が多いのではないでしょうか。
人生悩みがつきものですが、悩む前にまず自分自身の置かれた立場をよく考えてみることが重要であると思います。ほとんど悩みの原因は過去の内容にその原因があります。われわれはその過去のゆえにすでに人生の多くの部分を決定づけられています。したがって多くの人びとがその過去から脱却してよりよい人生に転換していくために闘っていると言っても過言ではありません。もちろん裕福で申し分の無い環境の中で育てば、しあわせであるかも知れません。でも逆にそういう中でそのレベルを維持することを要求されプレッシャーに苦しむとしたらそれはそれで不幸なことです。また親やその家系的な要因から自分が苦しむような立場に置かれるような場合もあるでしょうし、とにかく悩みは人それぞれで千差万別です。
ここでどうすることもできない過去ですし、その過去にいつまでも縛られているとしたら、ホントの意味で解放されて生き生きとした人生を送ることは困難です。実は過去は変えられるが、未来は変えられないという考え方があります。それはどういうことかと言うと、過去に起こった出来事自体は事実としてあるのですが、その過去の体験、経験を自分の人生においてどう位置づけるかは自分自身の考え方、とらえ方にすべて依存しているということなのです。例えば客観的に見てとても恥ずかしい出来事をただ単に恥ずかしかったこととしてだけとらえるのか、教訓として学習内容としてとらえるかによって大きく変わってきます。とても不幸なことがあって悲しかったとだけとらえるのか、人の痛みがわかるためにとても意義ある体験だったととらえるかは自分自身にかかっています。
すなわち過去は変えられるというのは、過去の出来事に対する見方や考え方を変えることで自分の人生において過去を変えてしまうということなのです。すなわちいままでと違ったフレームワークをするということです。いわゆる自分の人生の中でマイナス要因でしかなかった過去をよりプラスに転じることができるようにパラダイムシフトを行うということになります。
私がいままで出会った人の中には、親を怨んでいて、いつまでも素直になれない自分の性格を親のせいにして過ごしている人もいました。でもそういった被害者意識を持ち続けて人生を送って何かプラスになることがあるのでしょうか。親が理想の親でなかった、としたら反面教師としてとらえる、あるいはそういう親だったからちょっとひねくれてしまったけど人よりはずっと自立は早かったとか、いかようにもとらえることはできます。
新年早々このような話をしているのは、誰を親に持ったとか、どこに生まれた、どういう環境に育ったということ以上に、いま気づくべきことは自分自身が生きていま人生を過ごしているという事実です。そして、いま置かれた環境がどうであれ、自分自身が決断さえすればいかようにもなる人生を与えられているという事実です。
もう過去はどうでもいいのです。過去に執着し続ける人は間違いなく人生を楽しむことは困難です。自分にとってつらい過去なら間違いなく自分自身を大きく成長させてくれた過去であると考えより肯定的な過去に作り上げることが重要です。逆にうまくいって輝かしいと思える過去ならそういった過去の栄光にいつまでもぶらさがり続けることも過剰な優越意識を助長させ、最終的には周囲からホントの友だちといった存在が消えていく要因になっているかも知れません。過去の成功体験を通じて自信をもつということはとても大切ですが、変な優越意識(劣等意識と表裏一体)を持つことは傲慢な感情を誘発し、知らず知らずに嫌われてしまう人もいます。
とにかく自分が過去の話をやたらするようになったら、危険な状態です。ちなみに若者は未来の話をします。なぜなら過去があまりないからです。でも老人は過去の話ばかりします。なぜなら老人には未来がもうないからです。会社やさまざまな組織の中には、より上位者でやたら過去の話ばかりする人がいますが、そういう人はすでに時代の変化に対応できない硬直した頭(思考)の持ち主です。また歳をとるにつれて脳の前頭前野というところがどんどん衰えて理性を失いやすく感情的になりやすいと言われています。やたら数十年も前の過去の栄光を持ち出し自慢話ばかりする上司や上位者に対しては、反面教師としてこんな老人にならないように肝に銘じて行動しましょう。
結論ですが、私たちはいま生きて人生を過ごしているということを明確に自覚して、過去のせい、誰かのせい、環境のせいといったすべての問題を他者に起因させるのではなく、私からすべて出発して自分の人生は自分がつくりあげるのだと思って、いまからの人生を最高に楽しい有意義な人生にしていきましょう。PSIブログはそういった皆さんの人生の指針となるべきフレームを提案し続けていくつもりです。
本年もよろしくお願いします。
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